マンション価格が年収の10倍超え!? 東京では18倍に達する現状
こんにちは、住宅ローン適正化アドバイザーの川田です。
最近のニュースでも取り上げられている通り、マンション価格が異常な高騰を続けています。全国平均で年収の10倍、東京ではなんと18倍にもなっています。この現状をどう捉え、どのように行動すれば良いのか、解説していきます。
今、不動産価格が高騰している理由とは?
現在の不動産価格高騰の背景には、実需よりも投資需要が大きく影響しています。不動産が投資対象として扱われるようになったことで、価格が急上昇しています。
さらに、円安や世界的な金余り状態が続いていることも、このバブルの崩壊を抑えている要因です。この状態が長引く限り、不動産価格は大きく下がる見込みは薄いでしょう。
住宅ローンを組む際の注意点
このような状況でも、家を購入することは可能です。ただし、重要なのは「無理のない返済計画」を立てることです。以下の基準を参考にしてください。
- 限界値の目安: 年収の9倍〜10倍
- 適正倍率: 年収の5倍〜7倍
例えば、年収600万円のご家庭であれば、適正価格は3,000万円〜4,200万円。これを超える価格帯では、返済負担が増えすぎるリスクがあります。
このタイミングで購入すべきか?
不動産購入を検討する際に、多くの方が悩むのが「今買うべきか」という点です。私の考えはこうです。
- 短期的な視点では「高すぎる」と感じられる価格でも、
- 長期的にはインフレーションの影響で、資産価値が増加する可能性があります。
例えば、インフレ率が1%の場合、35年後にはローン当初金額の1.5倍近く資産価値が増える計算になります。ですので、「今買うのはアリ」ですが、無理のない適正価格で購入することが絶対条件です。
住宅購入を検討する際のポイント
無理のない購入を実現するためには、以下のポイントを考慮することをおすすめします。
- ご夫婦の働き方: 収入の安定性や将来の変動を見据える。
- 中古物件や立地条件の選定: 築年数や場所で大きくコストが変わります。
- 建材や構造の選定: メンテナンス性や資産価値を考慮する。
- 贈与や支援の活用: 親族からの資金援助なども選択肢に。
なぜ中立的なアドバイザーが必要なのか?
現在の不動産業界や銀行業界では、支店長クラスの経験者でも適正に助言を行う仕組みがありません。そのため、販売や利益に左右されない中立的な視点でアドバイスできる専門家が求められています。
私自身、不動産販売に関与していない立場から、適正なアドバイスをご提供しています。物件選びから返済計画の見直しまで、ぜひご相談ください。
ご相談方法と料金
- オンライン面談: 5,500円(税込)/1回
- メール相談: 2,200円(税込)/1回
不動産購入は人生の大きな決断です。しっかりと計画を立てて、安心して進められるようお手伝いいたします。少しでも不安や疑問があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。
住宅ローン適正化アドバイザー
川田