私は22歳からライフプランニングの仕事に携わっています。

おかげさまで、これまでに3000世帯近くの方とお会いし、皆さんの人生やお悩み、将来の夢などを伺う機会を持つことができました。

皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。

また、これまでの経験は私自身の人生にとっても非常に刺激的なものとなりました。

 

ライフプランは個々に適したものがありますが、お望みのことを実現するために皆さんが一生懸命努力している姿勢には深い感銘を受けます。

 

私が初めて相談を受けたのは、大学時代の親友でした。彼は個人事業主として成功を目指す夢を抱いていました。

彼の両親は代々続く伝統工業を営んでおり、彼自身もその一環として育ってきました。彼の大きな夢は、いつか両親に認められ、親孝行をしたいという思いから生まれていました。

彼は自分の気持ちを外に表すことは少なかったですが、内に秘めた情熱を持つ友人でした。

 

彼のライフプランを考える中で、まずは安定した貯蓄を行い、将来的にお金に困ることのないようにすることが大切だと考えました。

しかしながら、その後、彼がなぜしっかりと貯金を行いたいと思っているのかについて考えるきっかけがありました。

彼が貯金を重要視する理由は、自身の親の期待するライフプランとは異なる方向を望んでいたためだと気づきました。

自分の夢に基づいた生き方を実現し、一方で親に迷惑をかけず、認められ、安心させたいという思いが胸にあるのではないかと考えました。

 

この考えに気づいた時、彼の顔が驚きと感動で一杯になった様子を思い出します。

 

そのため、彼のためには夢が叶った場合のゴール設定と、夢が実現しなかった場合のゴール設定の両方を提案しました。

彼からは、「話してよかった。本気で頑張ろうという気持ちが湧いてきた」という感想をいただきました。

 

私自身のライフプランも同様です。

自分の持っている力を最大限に発揮し、その目的に向かって努力することが重要です。

これまでの経験を通じて、私は自分自身の人生において、目標に向かって継続的に努力することの価値を学びました。

ライフプランは正解が一つではなく、常に自分の心に正直であることを大切にし、プランニングを進めていきたいと考えています。